Tyga

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳のTygaのレビュー・感想・評価

3.6
前作に輪をかけて変な映画であるが、ちゃんと魅力的な映画で目が離せなかった。
前作以上に移動に節操がない感じで笑えた。
やっぱり1番は大杉漣が意味不明な説教を車越しにしてくるシーンが、意味わからないが良い。
ありとあらゆる横移動と意味不明な言動と、車っていろんな場所から顔出せるんだな、というなんか謎の感想が横切った。
死との向き合い方は様々あれど、死から完全に切り離されて生きることは不可能だろう。

ただ、なんか前作の方が哀川翔が主体的でありながら、何考えてるのかわからなくて楽しかったなと思ってしまった。
今回だと、ダンカンと大杉漣が何考えてるのかわかりにくかったけど、多分、ダンカンは何も考えてなさそう。

僕だけかも知れないが、採石場のシーンでキアロスタミを感じてしまった。
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