ケヴィン・ベーコンが息子を惨殺された父親を演じるアクション作品。ジェームズ・ワン監督らしい撮り方とアクションへのこだわりが感じられた。特に主人公が銃を用意するシーンは一見の価値あり。
しかし、この手の作品にありがちなご都合主義が露骨すぎてハマれなかった。サラリーマンが最初からギャングを2人殺したりして体力がありすぎたり、雑魚な悪役が笑っちゃうぐらいアホな動機で主人公の息子を殺したりとツッコミ所が多すぎる。
他にも、カリフォルニアのナンバープレートらしき偽プレートが用意されてたり(撮影場所はサウスカロライナ)、綺麗に悪役のバンが真っ二つに割れてたりとお粗末感が半端ない。また、押し付けがましいような最初のホームビデオや心理描写も好きになれなかった。
