もう倫理的に完全アウトだし、映画としては酷いんだけどとにかく虫たちのバトルは目が離せない。
昆虫軍と毒虫軍の24連戦。
タガメの戦いやラストのカブトムシの勇姿など、色々ぶっ飛ばされてただただ見入ってた。
画面いっぱいのサイズになった虫たちはまるで大怪獣。畏怖…？いや、一言で表せないや。凄みがありました。
色黒サングラスの監督、闇のフィクサーみたいな人本当にいるんだなあ。
倫理的にダメっていうことは置いといたとしてもカメラがいい働きしてなくて大事な瞬間を逃してるのがかなり残念。
でもそれを差し引いても一見の価値ありです。
時代もあるのか、タイトル通りムシキングをかなり意識してると感じました。
しかし、CGの迫力よりもすごい戦いがここにあった。
観て嫌な気分になる人も絶対いるので強くはおすすめできないけど、ハブVSマングースの小屋を観に行くような気分で観ればいいのではないでしょうか。
撮られて発表されたものに対して観ること自体は悪いことじゃないと思います。
