ロバート山口

劇場版 虫皇帝のロバート山口のレビュー・感想・評価

劇場版 虫皇帝(2009年製作の映画)
2.0
劇場版…。これお金払って大きなスクリーンで観るってどんな感じなのかな。それもまたカオスで面白いんだろうなぁ。応援上映で盛り上がったり。

テロップもダサく、作りもチープ、雑誌の付録DVDのようなレベルなんだけど何故か最後まで一気に観てしまった。1時間30分があっという間に過ぎていく。

昔、私が小学生だった昭和50年代、本作に出てくるヘラクレスやネプチューンなどの外国産カブトムシは輸入できず図鑑でしか見ることができない憧れの昆虫でした。標本で見たことがあった程度。それが今や個人でも買えるなんて。子どもだったらお小遣い貯めて買ってただろうなぁ、など思いながらそんなカブトムシたちがまさに異種格闘技戦ですから、夢中になって観入りました。

全24戦、無理矢理ボックスに入れられて闘わざるを得ない昆虫たち。可哀想、残酷…だけどどこかで楽しんでいる自分。許しておくれ。

監督が出演、解説。その容貌が胡散臭い。対決後のコメント"(虫の)無表情がたまらない"って(笑)なんかいいな。
ロバート山口

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