このレビューはネタバレを含みます
自らの意思を貫き、地球外生命体とコンタクトを果たす女性科学者、エリーのストーリー。
地球に生まれたことに感謝できる作品だった。美しい光景を目の前に、「詩人を乗せるべきだった」というセリフはグッときた。
しかし、ハデンは一体何者だったのか。。。昔は一流のエンジニアだったと言っていたが、専門家でも解けなかった地球外生命体からの暗号を解くきっかけをエリーに与えたことから、かなりの人物と思われる。ハデン自身か、ハデン社に凄腕のエンジニアがいるからだろうが、謎のまま終わった(ロシアと関係が深そうだったので、ロシア人とか・・?)
ちなみに、、ハデンはがん治療のために宇宙で生活していたが、この辺りの研究はまだ道半ばの模様。無重力空間でがんの進行を遅らせる「可能性がある」とのこと。
90年代の作品だが、壮大なストーリと緩急ある展開に、大いに楽しめた。