natsumi

コンタクトのnatsumiのネタバレレビュー・内容・結末

コンタクト(1997年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

若き日のマコノヒー、なんという美形!
デッサン用の石膏像そっくりじゃないか。
と、見とれてしまいました。

映画としては、パッケージのフォントとかもそうですが、演出や音楽の使い方やメカニックデザインなど、全体的に古さを感じました。
『フォレスト・ガンプ』のテイストのまま、哲学的SFを描いたという感じ。
97年の映画だけど、80sさえ感じたなぁ。

「私は〈全部〉である」という観念は、わりともう普遍的なものになってる気がする。
そういう観念的な意味においても前時代的だと感じました。
東洋の神は、そもそも感覚的に理解できちゃうものだしなって感じもある。

そうなると『2001年〜』や、タルコフスキーの『ストーカー』とかってすごいなぁって思っちゃう。
古さを感じないし、観念を「説明」しないで、美でねじ伏せてくるし。

とにかくなにより、マコノヒーがどのアングルでも美しかったです。
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