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コンタクトのmfgのネタバレレビュー・内容・結末

コンタクト(1997年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



・宇宙人は存在するし 神も存在する
・科学<<<神 (そもそも神が全てを創り出したのであり 科学もまた神の創り出したもの、科学と宗教は二分すべきものではなく 宇宙探究の奥には神の存在があり 正しい信仰心をもってはじめて 真の科学的探求がありうる(“科学と宗教の違いはありますが目指すものは同じ 真理の探究です”))
・時代の先行く者は、なかなか大衆の理解を得られぬもの…(小事に囚われる者(自分自身の地位や名誉等 この世的欲望に執着したり…)と、大局観を持つ者(人類にとって重要なことに心血を注いだり…))
・本当に価値あるもの(ex.神 愛 etc…)は存在証明などできないもの
・信仰心はとても大事(誠実に忍耐強く研究に取り組み続ける姿勢は立派だけど…)
・自身の名誉や利益のために 信仰者として振る舞う者(外面では信仰者として敬虔風な姿を装っていても、やることなすことは汚く 非道で最低な外道)は最終的に地獄を見ることになる… (神は全ての全てをお見通し)
・強い信念を持って 愚直なまでに真面目に 誠実に 真剣に 真摯に etc…努力を続け諦めない者には必ず道が開ける!
・日本の描かれ方がなんとも…





・危機に際してはどんなに無神論 唯物論主義を語っていても “神様!”と心から叫んでしまう(→結局全ての人間には仏性 神性が宿っており 全ての人間が神の子 仏の子であって 信仰心は人間の本能であるということ)
・神は詩う…神は全ての美の創造主であり詩人(言葉では表現できないような 小さな小さな人間知の想像を遥かに超越した宇宙の美)
・“ヴェガ”(相手の望む姿で現れることができる宇宙人(記憶を読むことも可能)→変幻自在を得意とするベガ星人…?)/“連絡路(ワームホール)”/太陽が4つある太陽系(生命体を確認…?)
・地球よりも遥かに科学文明の進んだ星の宇宙人が地球に興味を持つのは、地球が“愛の星”であり 魂修行の場として高い価値のある星であるためであり、その意味において地球は多くの宇宙人から監視対象とされている
(宇宙人の証言より…:“君らは興味深い”“複雑な種だ”/“美しい夢を追う力がある”“破壊的な悪夢も描く”/“我々は気づいたんだ 孤独をいやしてくれるのは“お互いの存在(=愛)”なのだと”)
・自身の名誉を守るために 他人に責任転嫁し必死に責め立てる者の愚かさ…自己保身や猜疑心に満ち 地上人間としての小さな生き方を越えることのできない哀れさ…
・計器がポッドの存在を見失った時間は“地上時間で”1秒以下(“ワームホール(=時空間を通る連絡路)”に入れば 相対性理論により たとえ18時間を過ごしたとしても地上では一瞬に過ぎない)
・“オッカムのカミソリ(=単純な説明ほど正しいものである)”という科学の格言(→ある側面においては真かもしれないけどら人間知には及ばない広大無辺な真に正しいものがあるのもまた事実では…?)
・魂からの叫びを訴えかける姿勢を崩さない姿(どんなに責め立てられても…証明や説明ができなくとも…)が素晴らしいし 美しい…!真実に目を背けず、その真実を貫き、無明の大衆にその真実を訴えかけ続けようとする者こそ 真の科学者と言えると思う!

“(宇宙旅行の稀なる神秘的なる経験から)我々がいかに小さいかを教わりました 同時に我々がいかに貴重であるかも”
“我々はより大きなものの一部であり 決して孤独ではありません”
“そのことを伝えたいのです そしてほんの一瞬でもみんなに感じてもらいたい あの畏敬の念と希望とを”


・証拠とか記録とか物品とか etc…そういう目に見えるもの 手で触れられるものみたいなのが全てじゃないし 真実でもない
・信じる心の力、そしてその心のその美しさ(神を信じる心は勿論 他人を信じる心、自身が信じるものに対する不屈の信念や情熱、自身の利益とか地位もか名誉とか…この世的生き易さを無視した真の探究心 etc…)

(“カール・セーガンにささぐ”)
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