地球外から謎のメッセージが届いて接触を試みる話。
20年ぶりくらいに再鑑賞。当時は最高のSF(サイエンス・フィクション)だと思っていたけれど、見返したら科学的な着地点はややはぐらかし、内面的なSF(少し不思議)に軟着陸させた印象だった。
謎のメッセージを解読し、周りから足を引っ張られ、逆境にめげずにポッドに乗り込むまでの過程は最高のエンタメ。
科学と信仰と対立が描かれ、父性としての神を見出そうとするのはお国柄か、時代のせいか。主人公としては強烈な体験だったけど、舞台設定の割には宇宙人からのお土産がささやかに見えてしまった。