バリバリの宇宙人が出てくるコテコテのSFかと覚悟していたらそんな事無かった。
神を信じない科学者が地球外知的生命体の存在の確認を実証するために奮闘するお話。
太陽系の外の世界なんて私には関係ない事だと思っていた事を、人の意識を通じて案外身近にあるのかもしれない…という他にはない高揚感がインターステラーと同様にこの映画にもありました。
無神論者と有神論者、男と女、と相反する立場にいるエリーとパーマーが、根底は通じ合うものを感じながらも枠組によってすれ違ったりするのがまた切なくてツボ。
ただインターステラーと比較してしまうと説明がないから、最初に見たのがこちらだったらSF嫌いになってそうなぶっ飛び感は否めない…(^^;
この作品では見守る立場のマシュー・マコノヒーがインターステラーで第一線で奮闘するのもまた面白いです。