夫と2人の子供と貧しいながらも
充実した日々を送るヴェラ・ドレイク
家政婦として働くかたわら
困っている人がいると自ら世話をする
朗らかで心優しいヴィラ。
しかし彼女には家…
1950年当時のイギリスにおける人工妊娠中絶まわりのシリアスドラマ。
・富裕層には逃げ道(精神疾患を騙って「生むくらいなら死ぬ」→母体保護で)があるけど貧困層には違法な中絶しか選択肢がない。
・無報…
なんの因果かあんな幸せな日に・・・
ヴェラにとっては困った人を助けた「望まれてした善意」。でもそれは法律上は罪。
罪を犯した人間には必ず法の裁きが下る、絶対そうでなければいけない。
ヴェラにももちろ…
このレビューはネタバレを含みます
闇バイトかと思ったら無報酬でした。
原則違法ですが、合法的な抜け道はあったようです。劇中ではサリー・ホーキンスがその手を使っていました。
少なくとも1967年中絶法以降は
「2人の登録医師が、妊…
近い内容の映画を観たことがあったためヴェラの「秘密」そのものに対して新鮮な驚きはなかったが、その秘密が家族に明かされてからの静かなドラマには見応えがあり、全映画がこの水準でドラマしてくれたら良いなあ…
>>続きを読む【人間のふつうのあり方】
マイク・リー監督作品。2004年のヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞をとったという映画。英仏NZ合作。
舞台は1950年頃の英国。まだ第二次世界大戦の余韻が残っていた時…