らんらん

アツカマ氏とオヤカマ氏のらんらんのレビュー・感想・評価

アツカマ氏とオヤカマ氏(1955年製作の映画)
3.0
新東宝森繁シリーズなるDVDでの鑑賞
ちなみに森繁は特別出演であまり出てきませんw

【あらすじ】
小林桂樹演じる渥美鎌太郎(アツカマ)がスクーター会社の営業部に転勤してくるところから物語は始まる
会社には上原謙演じる課長大宅鎌太郎(オヤカマ)がおり
両者ともその名前の通り厚かましい、やかましい性格でそんな2人の漫才のようなかけあいが繰り広げられます

【感想】
原作は当時連載されていた漫画らしい
どんな漫画なのかは知らないけとおそらく短編漫画で、そのエピソードを抜粋脚色した感じかと

そこそこ楽しい映画だし気楽に見れるのがいいところなんだけど、たいしたお話でもないので記憶には残らない系の映画って印象

ちなみにエピソードとしては
アツカマはオヤカマ課長の娘(久保菜穂子)をモノにするために、オヤカマ課長のご機嫌をとったり弱みを握ってみたり
無能な支店長(森繁)に理不尽なノルマを要求され、上からも下からも板挟みなオヤカマ課長
ってことでアツカマの恋は成就するのか、森繁のノルマは達成できるのか、この2点がメイン

なんか見ていて思ったのか2人のやりとり、雰囲気がこち亀の両津と部長みたいだなぁーって

小林桂樹はあつかましさはもちろん、おとぼけ具合だったり腹黒さなんかもはまってます
上原謙はなかなか意外な役かなと、こんなやかましかったり表情豊かな上原謙って見た記憶がない

最後に、、、上原謙の次女の名前が「ポツコ」
なんつー名前だよって思って調べたら、その「ポツコ」ちゃん役の子役上田みゆきの当たり役「ポッポちゃん」なるものからきてるみたい
ちなみにその後上田みゆきさんはアニメの声優でも活躍されたかたらしくご存命
うん、よくわからない知識は増えました
らんらん

らんらん