戸田家の兄妹の作品情報・感想・評価・動画配信

『戸田家の兄妹』に投稿された感想・評価

戦時中の映画だけど全然そんな感じがなくてびっくりした。

次男の言うことも分かるけどいなかった奴に言われたくないよって思っちゃった。
デニロ

デニロの感想・評価

4.0

大分前、今は亡き叔父が結婚することになった。50歳に手が届くような年齢だったろうか。お相手は20代の女性だった。叔父は、事務所兼自宅に母、妹と同居していていたのですが、妹の存在をお相手に知らせていな…

>>続きを読む
とみー

とみーの感想・評価

4.2

東京物語の原型となる映画。荒削りと言うと語弊があるが、東京物語に比べ単純痛快で娯楽寄りの映画に感じた。
勿論その根底にあるのは戦後作品でも共通する小津監督の家族観で、1941年時点で既に完成していた…

>>続きを読む

ドラマ的には「東京物語」と並ぶ傑作かも。スタイル的にも既にほぼ完成、完成一歩手前な印象。

小津作品は晩年に至るに従っていい意味でスタイルの権化と化すが、この作品(1941年)は潔癖さ以前に小津の"…

>>続きを読む
y

yの感想・評価

4.0

お兄様の男気によって暗雲に光が差し込むお話。
名家の一族だが父親の死で居た堪れなくなる母と末の節子。
心苦しくも慎ましく生きる二人。女性が生きる術も自由もない時代に、たらい回しにされ厄介者にされる姿…

>>続きを読む
Mackey

Mackeyの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

親不孝で不親切な兄弟に次男がブチギレる話。

次男が理想的な人物として描かれすぎな感じもするけど、一周忌の場面で三人だけが一緒に食事するシーンにはちょっと感動させられた。ブチギレる佐分利信の演技も見…

>>続きを読む
kumatora

kumatoraの感想・評価

4.0

小津のテーマであるところの家族の解体が描かれ、親族の不義理の連続で観客を大いにイラつかせた後、佐分利信の説教でスカッとジャパン
みたいな映画
毎回どの作品も小波のようにじわりじわりと心動かされてきた…

>>続きを読む

家父長が亡くなって家が無くなったら未亡人はどうなる?という設定。
日本社会への鋭い観察眼が脚本に反映されている。
小津の後の作品に頻出するテーマが映画の中にいくつもあり、ある意味試金石的な作品なのか…

>>続きを読む
のん

のんの感想・評価

3.7
懐かしい気持ちになる
第三者目線で知らない人のおうち
覗いて観てる気持ちになった
寝ちゃったけど

今や絶滅寸前もしくは既に絶滅の美しい日本語にうっとりします。でもけっこうきついお姉様たちに言われっぱなしの高峰三枝子とお母さん可哀想。じっと耐える姿がまた上品。佐分利信いつも遅刻して来て何ーとか思っ…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事