敦司

マタギの敦司のネタバレレビュー・内容・結末

マタギ(1982年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

なく哭く 肉体で過酷な自然の暴威と戦いながら生きている人間であった 熊に対する老人の感情が変わっていく微妙さを西村晃が全身で表現している 矢口高雄 月ノ輪熊 北海道から連れてきたヒグマ 秋田県阿仁町あにまち(現北秋田市) 便宜を働きかけてくれて 柳田國男氏が、「昔は猟師が宗教家であったというよりも、一派の宗教者が狩をも行ったと考えるべきではないか」と言っているが、含蓄のある発言だと思われる。 昭和の初め頃迄は熊の胆や毛皮などの行商に出掛けたものだが 仲間の行動はシカリの指揮に絶対服従を強いられ 水をワッカ 山ことば一つ詮索してみても、興味の尽きないものである。
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