片腕マシンボーイ

ソウル・オブ・マンの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

ソウル・オブ・マン(2003年製作の映画)
2.5
あ、これヴィム・ヴェンダースの作品だったんや…
僕はJSBX(The Jon Spencer Blues Explosion)見たかっただけですねん

3人のブルースマンを追った雰囲気ドキュメンタリーだよ

エドガー・ライトの新作でオープニングからJSBXのBellbottomsが鳴り響くと聞いて興味が湧いたものの他にも観たい公開中の作品が多くてスルーしましてん
で、かわりにこっち観ましてん
JSBXのシーンは微々たるものです、メインとなる3人のブルースマンのうちの誰かの曲をカバーしているライブ映像が1度映るのみ、10年以上前の作品なんで若いですね
学生のころに1度だけJSBXのライブ見ましてん、6枚目のアルバム「Plastic Fang」のワールドツアーの時かな、前座がまだ今ほど有名になる前のthe Killsで豪華やったなぁ、the KillsもJSBXに負けじと大好き
多分本作に映るJSBXはそれより前の映像ちゃうかな?
その後ちょっと、あれ?JSBX勢い無くなった?なんてアルバムが続きますが、個人的には2015年の最新アルバム「Freedom Tower: No Wave Dance Party 2015」は往年の作品に負けず攻撃的かつダンサブルで、まさにブルースの絨毯爆撃みたいな作品で、やっぱりJSBXやなぁ!なりましてん

さて、JSBXについてばかり語ってますが、本作はブルースのドキュメンタリー
マシンボーイも大学生の頃はブルースも聴きましたよ、主にJSBXやWhite Stripesをはじめとするブルースロックバンドの影響ですね、僕な勉強嫌いやけど好きな物には勉強熱心ですん
といっても軽くかじった程度でマディ・ウォーターズやレッドベリー、ロバート・ジョンソン、ハウリンウルフにサン・ハウスといったメジャーどころしかわかりません
え?本作に出てくる3人のブルースマン?いや、全く知らんし

だからな、観ていてワクワクしたりは無かったけどな、でもやっぱりブルースの独特な響きって心に沁みてくるし、聴いていて心地よい
ちゃんと観なくてもただ流しておくには決して悪い作品じゃなかったかな、と
もちろん本当にブルースが好きな方が観ると痺れるんちゃうかなぁ?

そしてこんなレビューを書きながら「脱脱脱脱17」でスク水姿に惚れた北澤ゆうほちゃんのバンドthe Peggiesを聴いているみーはーなマシンボーイ…