越前竹人形に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『越前竹人形』に投稿された感想・評価

竹細工師の元に一人の美女
亡き父に世話になったという彼女に一目惚れし、働く遊郭へ
彼女への好意、亡き父に対する葛藤と感情が幾重にも重なる行き場の無い思い
形式的には夫婦になり、仕事も上手くいっていた…

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I

Iの感想・評価

4.0

今作で、私もまだまだ捨てたもんじゃないと若尾文子自身が思ったという程、吉村公三郎は女性をきれいに撮る。今作の撮影は名カメラマン宮川一夫。愛は人を弱くも強くもする。玉枝の芯の通った強さが清々しかった。…

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にけ

にけの感想・評価

3.7
ストーリーとかテーマは何だかなあ。の映画。ただ、あややの美しさにプラス1ポイント。
Jasminne

Jasminneの感想・評価

3.8

水上勉の世界そのまんま。
飢餓海峡にも他の作品にも共通する水上勉の視点。
望まない妊娠と中絶の決定権のなさという今でも同じ問題を日本は維持している。
作品の舞台は70年前なので法改正も意識も制度もそ…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.3

最初に観たのは「若尾文子特集上映」をした池袋・新文芸坐(2013年1月)であり、久しぶりに鑑賞。

この映画、本当に若尾文子が綺麗に映っている。
ひとえに、宮川一夫の功績。

玉枝(若尾文子)の遊郭…

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A

Aの感想・評価

4.0

2回目 2023年12月5日
若尾文子も中村玉緒もかわいいなー

1回目 2021年4月12日
宮川一夫の撮影がいいし、後期の吉村公三郎の演出はとても好き。最後若尾文子が家に戻ってくるところとか、遊…

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majizi

majiziの感想・評価

4.0

んまー、もう映像が美しいこと。
そして物語は悲しく…。

おぼこいというレベルじゃない童貞とファザコンを拗らした世間知らずな喜助はんが、遊郭で働く美しい玉枝をうまく愛せない話。

でもこういう田舎で…

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水上勉小説の中でも最上位に好きな作品、その世界観にどれだけ浸れるか楽しみに観たが期待値には達せず。亡き父が愛した娼妓とそこに残した竹人形一つ、父の形見の女と作品に心を奪われ求愛する喜作とそれに応えて…

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若尾文子の美しさがさらに際立つ作品

田舎で竹職人をやっている若き青年と、遊女上がりの妻との儚い純愛の物語である

純愛故に妻役の若尾文子の遊女たる妖艶さが溢れ出る
たった一度の過ちが、全てを終焉に…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

愛していながら親父と穴兄弟である事に耐えられない童貞喜助は嫁に来た若尾文子演じる玉枝を自身の作る竹人形=ピグマリオンさながらに扱う。愛しながら愛せない。裏を返せば寒村に女盛りの玉枝を一人床に就かせる…

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