若尾文子のお見舞いに卵と小豆なんて持ってきて初心な山下洵一郎も蓋をあけたらとんでもないやつ。清作といい真面目青年と文子の相性の悪さというか良さ。初夜にノコギリ引く音が響く午前0時、じっと人形を見つめ…
>>続きを読む美しい映像と美しすぎる若尾文子。それだけで眼福でした。
童貞の息子が亡き父が通った遊郭の遊女を好きになり、嫁にする。父への想いがあり、夫婦の交わりを持とうとしない夫。夫の留守にうっかり別の男と交わ…
1963年に発表された水上勉の小説を脚色:笠原良三、監督:吉村公三郎、撮影:宮川一夫、主演:若尾文子の、1963年10月5日に公開された大映の傑作である。「仁義なき戦い」シリーズの笠原和夫の師匠でも…
>>続きを読む若尾文子が美し過ぎる。
水上勉文学の映画化作品では、社会派の『飢餓海峡』が最も好きで最高傑作だと思っていた。
が、やはりこういう、水上勉の故郷、若狭や京都ゆかりの作品も「らしい」情緒に溢れていて素…