ある日、宇宙から巨大な隕石が地球に降ってきた。
その隕石の正体は宇宙最強の怪獣キングギドラであり全国各地の子供たちをエサとして青木ヶ原樹海に作った不気味なドームにさらっていった。
地球の守護神モスラは子供たちを助けるためにキングギドラに立ち向かう‼︎‼︎
子供をエサにする宇宙大怪獣キングギドラに立ち向かうモスラと仲間たちを描いた平成モスラシリーズ最終作。
本作ではモスラが古代にタイムスリップするという時空冒険要素が入っていて古代版キングギドラとのバトルやモスラ幼虫が登場したのは見ごたえがあった。
またそれまでの作品で悪役要素の強かったベルベラがようやくモルたちの正式な仲間になってくれた感じがあってファンには少し嬉しいものがあった。
ただモスラとキングギドラのバトルの舞台が樹海をメインにしており、市街地や都市部でのバトルがなかった（キングギドラが都市を破壊する描写はあった）のは怪獣映画としては少し物足りない感じがした。
全体的にはこれまでのシリーズ同様親子で楽しめるタイプの怪獣ファンタジーであった。
