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絢爛たる殺人のlemmonのレビュー・感想・評価

絢爛たる殺人(1934年製作の映画)
3.9
楽しい😆。

古畑任三郎、ヒッチ先生系統(犯人が先に分かっているわけではないが)のサスペンスで、どこか笑えて、それでいてゴージャスで、フィクションであることを割り切って楽しめる作品に。

ミュージカル舞台のスタア結婚前夜に起こる愛憎劇。ちらほらと過去にあった出来事から怪しい人たちがわんさか。
途中ミュージカルレビューが本筋の邪魔をするどころか良いアクセントになっていて、表向きに華やかなながら舞台裏ではこんなドロドロが😏と、面白い要素になっている。

スタア俳優役のカールブリッソンはヒッチ先生のサイレント映画で主演をはってたマッチョな俳優さん💪。こんな美声だったとは驚き!
ドロシースティックニーのガリガリな体からのあの目力は怪しすぎて笑える😂。

どう考えても敏腕ではない刑事のマグナグランと、胡散臭い舞台監督のジャックオーキーとのほほんとしたコンビも良かった。

これは楽しかった!
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