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ケープ・フィアーのNTKのネタバレレビュー・内容・結末

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ずっと気持ち悪過ぎて…悪い意味じゃないの、ただ本当にずっと怨念執念妄執の虚が無限に広がり続ける異常感情が渦巻くこの作品の雰囲気に飲まれてしまってラスト付近とかまだこれが続くんですかぁ〜〜〜…勘弁して〜〜〜😭って感情になってしまった、不安を抱えている時とか神経質な時には見ない方が良かったのかもしれない

ずっとマックスの逆恨みのしつこさに怖〜…って感情を抱いていたはずなのに、追い詰められて、家族を守らなきゃとだんだんエスカレートしていくサムの異常さにも怖くなってくるのがまた何とも…復讐のために殺人を重ねるマックスの方がやってる事としてはとんでもないんだけど、サムだって元々不倫していてそれを咎められたら逆ギレ、妻を弾糾して丸め込もうとしていた辺りで良い人とは思えなかったのもある… 弁護をしてもらえなかった+14年の服役の仕打ちへの清算を迫るマックスvsどこか危うい点もある+家族に危害が加わりそうになってから逸脱していくサム…を2時間みっちりお見せされて超〜疲れた、いい意味で😭

負の感情が渦巻くストーリーにすっかり気圧されてたけど、ラスト付近でアクションっぽくなるのとかがちょっと救いだった、まあ言っても中盤が「サムとマックス(探偵)が絡むお互いの尻尾が掴めない暗闇の中での殺し合い」だとしたらラストは「やっとお互いの顔を眼前に突き合わせてからの殺し合い」に暴力性と異常さをグレードアップしたって感じ、ラストはここまで加速しているのに本当に事が治るんですか???って恐怖だけがあった
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