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太陽はひとりぼっちのジャンのレビュー・感想・評価

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)
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官能的な魅力をたたえつつ愛を求めては、子供のようにアラン・ドロンとじゃれてみたり、表情を失った顔で突然拒絶したりもする。性的欲望を抱きつつも性的主体となることを拒む女性像は思春期的である一方、アントニオーニはそれを普遍の女性像として定立しており、その隘路を都市の空虚な景観と重ね合わせている。
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