うちむら

太陽はひとりぼっちのうちむらのレビュー・感想・評価

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)
4.0
モニカ・ヴィッティの引力がすごい。

資本主義や無機質で渇いた街への変化を嘆くような描写に沿って、男女二人の愛が描かれる。

愛があってもなくても孤独、虚しい心情がよく分かるシーン、欲に目がくらんだ人間の狂乱のように見える証券取引所のシーン、街が砂漠のようにさえ見えたラストシーンなど見どころいっぱいだった。

モニカ・ヴィッティの笑い声は、ちょっとギャップありだった。
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