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復讐鬼のyaaaのレビュー・感想・評価

復讐鬼(1969年製作の映画)
4.0
リベンジものの濃縮・原液的映画。
いさぎよすぎるやられたらやり返すだけの映画。
どストレートすぎる内容が骨格の強さを増長させて今観てもドキッとする。
村人全員皆殺しの内容ながらマカロニ・ウェスタンにも似た風情かんじさせ主人公を応援してしまいそうになる。
今観ると描写自体はそれほどぎつくドぎつくはないが、美しい田園風景をふんどし一丁の男がうろつく画はとてつもなく強烈。
「丑三つの村」より殺しのバリエーションまったくないが、凶暴さ、儚さはこちらのほうが上。
シンプルイズベストであるのは演出部に無印良品の秋山道男さんがいるからではない。
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