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人工の夜景のKのレビュー・感想・評価

人工の夜景(1979年製作の映画)
4.0
地下室で孤独に佇む男。窓から見える路面電車に乗って、夜景の街に行くことを夢見ている。

電車に乗る夢想。窓から手を伸ばして、通過する電車によって赤い血を流す。哀愁と虚無で満たされ続ける。

『人工の夜景』というタイトルが語っていて良いし、デカダンス的価値観も美しい。
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