何年もかけ密着しその地域がどんなところか調べた上で撮っているからか、生身の人間から溢れ出るパッションを余すことなく組み上げている。
ヒップホップと、日系人の葛藤などドキュメンタリーの時事性と、劇映画…
衰退した地方都市を舞台にした映画はいろいろ観てきたが、その中でも出色の出来ではないだろうか
主要人物が集まる場である工事現場の様子が丁寧に、活き活きと描写されていて、単なる「生活苦の記号」になってな…
ここではないどこかにいきたい,しかしそんな場所はない.閉塞感と能動,発散.
温室育ちの私たちはエンタメやアート,シンボルとして消費するのを止め,現実認識の補助線として機能させよう.
抽象に賭けず…
当時、オーディトリウム渋谷て鑑賞。
不況下の甲府を舞台に、土方、ヒップホップ、ブラジル人、タイ人、ジャンキー、ギャル、健康飲料商売、パチ中毒など様々なやるせなさをごった煮にした様な映画。
確かに16…
当時宇多丸氏が激推ししてて、渋谷の映画館で観た。その後LIVEにも足を運ぶ位好きになった田我流もこの映画で出会ったんだっけ。一回しか観てないのにけっこうちゃんと色々なシーン憶えてる気がするんだけど、…
>>続きを読む公開終了後に知って気になってたけどDVD化しないため再上映でやっと観れた。話が細かく飛び過ぎてわかりづらいし全体が長過ぎだし期待以下だったなぁが直後の感想。でも帰り道歩きながらふとその編集のテンポや…
>>続きを読む面白かった!山梨の土方である20代30代の男性たちが、都市と地方の間の格差や日本経済の落ち込みといった大きな構造的要因によって抑圧され、その鬱憤が女性や移民労働者に対する暴力へとつながっていく。主人…
>>続きを読む甲府の街を描くことで、社会全体を暴いてしまったような作品。
閉塞感、という単語だけでは表せない状況。誰もがどん詰まり。行き場がない。甲府はこんなことになっているのか、という素直な感想の後に、これは…