日頃の社会を生きていて思う疑問や問い。これに小細工なしにこれ程真っ向から挑んだ作品があっただろうか!?
舞台は現代の甲府。現代日本の地方都市が抱える、その行き場の無い葛藤を、ありありと描いている。…
「闇の中に偽物の光が差し込んでいるだけの現実に踊らされたり殺されたりする救いのない人々、そしてその現実を変えることが出来そうもない社会の絶望的な閉塞感を生々しく描いた映画」
みたいなことを客観的には…
去年一回観て、二回目の鑑賞。二回目のほうが面白く感じた。それは一回目観たとき、物語のストーリーを追うことに意識が集中していたからだと思う。この映画って一つの明確なストーリーを楽しむものではなくて、…
>>続きを読むサウダージ…郷愁、憧憬、思慕、切なさ。
地方のこの閉塞感。何だろう、見ててかなり息苦しい。この作品何か見たことがあるような感じがしたんだけど、何だろう。
東京のど真ん中の渋谷でこの作品を見て、ちょ…
ど、どう受け止めたらいいものか…。あざとさしか無い映画だったけど、それが狙ったものなのか、そもそも狙わずとも滲み出ちゃってるものなのか、どっちにしろめちゃくちゃ笑える事は確か。にしてもプログレしすぎ…
>>続きを読む国道近くのアーケード街に夜な夜な生息していたSK8ストリート出身者にとって、これはリアリティなんてものではなく、自分の過去を切り取られたかの様で、中央に作られた虚構だらけの現代日本に、目にしてきた地…
>>続きを読むこれが本当のリアルなのかどうかはわからないけど、この映画を観ながらできあがった、僕の中での地方の世界は、ものすごくリアルなものになっていった。
元から、地方の人たちは、ああいう風に生きているんだろう…
これぞまさに、唯一無二!ユニークだし、エッジが効いてる。
山梨県甲府市を舞台に、土方・ヒップホップ・タイ人やブラジル人の移民をベースとして、地方社会を映し出すお話。自分は東京生まれ東京育ちなので、…
幕開けが『国道20号線』のふたりがラーメン食べてる場面で、いいなあと思っているとふたりが働く工事現場のシーン、これが非常にパワフルな画面の連続、特に鷹野毅の背後にショベルがゆっくり現れるショットと…
>>続きを読むこれぞ現代日本映画だ!と言い切ってしまっていい傑作。
カラカラの寂しい地方都市を映した映画だけど、ただ田舎の空しさを語るだけのそこらの田舎映画とはスケールが違う。さまざまな生きづらさを抱えた登場人物…