このレビューはネタバレを含みます
映画内でキャラクターの成長がじっくり味わえる映画。
主人公のメルビンは孤独に生き、極度の潔癖症、毒舌で差別的な発言を繰り返すどうしようもない小説家。でもウェイトレスのキャロル、画家のサイモンなどどのキャラクターも映画を見ればどこか短所や悪い面もあるのがわかる。
メルビンだけがキャラとして成長していくだけでなくキャロルやサイモンと関わっていく中で、お互いに成長していく。
「人は人と関わることで成長する」これがこの映画のメッセージじゃないかと思った。
ただ、小説がとしてのメルビンをもっと見たかった。