タコ社長の社員の結婚式があり、帰ってきた頃に寅さんも旅先から帰ってきます。
夕食前に、満男の作文を寅さんが読み始め、おじさんが帰ってくるとお母さんが悲しい顔をすると書いている辺りから雲行きが怪しくなり、いつもの如く家を飛び出す寅さん。行く先は北海道です。そこで旅館の息子に襲われそうになった、ひとり旅の女性ひとみに出会います。桃井かおり節炸裂です。昔から、ダラダラ話してたんや。
聞くと、近々結婚するけど、どうも乗り気じゃないらしい。実家は田園調布のお嬢様。何かあったら柴又のとらやを訪ねて来いと、さよならしますが、、、
結婚式当日、マリッジブルーでお色直しのウエディングドレス姿でとうとうタクシーで逃げ出すひとみ。行き着く先はもちろんとらやです。とらやの家族もいい迷惑だと頭抱えてます。寅さん一人が張り切ってます。ひとみの母も連れ戻しに来ますが一人で自活したいとか何とか言って帰りません。知るか。もっと早よ言え。
そんな中、婚約者である布施明は父のインテリア会社を辞めて一人アパート暮らしをしており、ひとみの事を諦めきれずにたまにとらやを訪ねて来るのです。
布施明の妹がドーナツを手土産にアパートに来て「お兄ちゃん可哀想。」戸川京子が若くて分からなかったです。ボロアパートにFENDIのトランクが転がってます。
ある日ひとみの方からアパートに訪れて、段々と打ち解けていきます。
そして結婚を決意するのでした。
小さな結婚式で、寅さんとさくらが仲人です。寅さん、カンペをトイレで無くしたと思い込んでアドリブで沸かせます。
布施明はギターで弾き語り。
ひとみは、甘ったれていましたがこの一件で周りの人達に感謝の言葉を述べるのでした。
