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男はつらいよ 翔んでる寅次郎のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.7
▪️Title :「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」
Original Title :※※※
▪️Release Date:1979/08/04
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-307 再鑑賞
▪️My Review
シリーズが始まってから10年経ちました!!そしてとうとう仲人に。
☆シリーズ第23作、今回のマドンナは桃井かおり。
田園調布のお嬢さんを田園地帯の貧しい娘と勘違いしてしまう寅さん!ウエディングドレスを来たまま、若いマドンナがとらやに現れます。『幸福の黄色いハンカチ』(77年)で、山田洋次監督と出会った桃井かおりの、ユニークなキャラクターをそのまま「男はつらいよ」の世界に登場させていますよね。何不自由なく育ってきたお嬢さんが、マリッジブルーに悩み、本当の幸せについて真剣に考えます。その婚約者に布施明。二人がもう一度、お互いを意識し合う場面は、山本直純の音楽とともに、観客を幸福な気持ちへと誘いますね。そして、いつもと違うラストの結婚式、布施明の素晴らしい歌を含めて感動ですね!!
ゲストは、湯原昌幸、布施明、木暮実千代。それと、あっ!おいちゃん松村達雄がなんとチョイ役で!!

ロケーション
● 北海道 白老町 字虎杖浜 虎杖浜神社
● 北海道 千歳市 支笏湖
● 北海道 千歳市 支笏湖 丸駒温泉旅館
● 東京都 千代田区 紀尾井町 ホテル・ニューオータニ
● 東京都 台東区 浅草 新世界脇
● 東京都 葛飾区 柴又 川千家

▪️Overview
北海道で、支笏湖の旅館の若旦那(湯原昌幸)に、言い寄られていた入江ひとみ(桃井かおり)のピンチを助けた寅さん。結局、若旦那の宿に泊まり、マリッジブルーのひとみの悩みを聞いてあげる。それからしばらくしたある日、ひとみは、婚約者の小柳邦男(布施明)との披露宴の当日、ホテルからウエディングドレスのまま逃げ出し、とらやへとやってくるのだが…

松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズです。69年8月27日に第1作を公開したことから、シリーズの歴史が始まりました。83年、“一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックに認定。日本中から愛される作品として、渥美清さんが亡くなるまで作り続けられました。このシリーズは原則としてお盆と正月の年2回公開されたが、お盆公開の映画の春から夏への旅は、南から北へ、正月公開の秋から冬への旅は、北から南へ旅することが多かった。画面に映し出される日本各地の懐かしい風景が、シリーズの魅力の一つでもある。
観直して、往年の大俳優の若い頃が観れるのも楽しみですね!!
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