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やっちゃ場の女のmingoのレビュー・感想・評価

やっちゃ場の女(1962年製作の映画)
4.0
紫のバックに黄色い文字で抜かれたポスターがめちゃめちゃ良い。木村恵吾演出は素晴らしいのはさておき、皆さんご存知だらしのないくそ親父やませガキの弟を扱わせたら右に出るもの無しあや姉さんがおおくりする活発な下町娘の奮闘を通して庶民の哀感と活力を描いた人情喜劇であり、失われた庶民風俗や築地の青果市場、隅田川沿いの若尾の家などの生活情景が懐かしく生き生きと描かれる傑作。往年のあや姉ファンで神保町はやっちゃ場と化した。野菜じいさんゴロゴロゴロ。夏のあつい日にサイダー片手に扇風機の下で観たい一本。宇津井健が心変わり激しい現代の青年みたいでおかしくもあった。。。
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