このレビューはネタバレを含みます
アマプラのおすすめに誘われるように前情報無しで鑑賞。
9.11が題材になっていることは直ぐにわかった。しかも当日は現地時間🇺🇸の9.11、タイムリ〜👍
出発準備をするムスリムの様子から始まる映像。ムスリムのイメージを悪くするような描き方でなければいいけど...と思いながら観たが、その心配は無用だった。
犯行の理由や犯人たちの背景に触れたり批判したりすることなく、空港・機内・管制塔といった現場を時間を追ってスイッチしながら事実（想像でしかない部分はあるけれど）を淡々と描く。
それをじっと目撃しているような作りになっているから、緊迫感がものすごい😰
こんなに終始緊張しっぱなしの映画は初めて！（あまりのドキドキ感とショックの大きさにスコアアップ⤴️）
先入観を持たせないよう敢えて無名の俳優を多く集め、中には本人役も。出来得る限りの情報を収集してリアリティを追求していた。
あの日、CNNを観ていて突然ブレイキング・ニュース映像に切り替わった時の衝撃が蘇ってきた💥
管制官がそれを知ったのが私より遅かったというのは意外だった。
息の詰まるようなクライマックス✈️
諦めずに立ち向かった勇敢な乗客たちの姿にグッときた🥹✨
機内の状況が察知できるだけに、管制官が為す術もないのがやるせない💧
そして私まで三半規管がおかしくなってしまいそうな感覚に陥るラストを迎える。。。
あまりの臨場感に、それまで涙も出なかったけれど、スクリーンが暫く暗いままになったところで一気に感情が溢れてきた😭
指揮命令の連携のマズさのおかげで撃墜を免れたのは不幸中の幸いだったと私は素直に受け取ったけれど、プロパガンダ映画だと捉えられている向きもあるようだ。複雑な心境😣
【notes】
●滑走前に機外でエンジンの調子を確認するのもパイロットの任務👨✈️
●高い処理能力を求められる管制官（あの現場では4000もの飛行機に対応する必要があった）。少しの違和感も聞き逃さない（声の分析までのスピード感）。
●ファーストクラスが電話付き（GTE Airfone）📞
