ナイトアウェイク

20世紀少年<第2章> 最後の希望のナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

1.0
当時、DVDが3つ出揃うまで待ってから一気見。
映画の後に、原作マンガを少し読んだ程度の知識しかない。
感想を書く為に、久しぶりに鑑賞。

初見当時は、率直に期待値上げ過ぎてがっかりした記憶。
単刀直入に、マジでなんだこの映画…。



ネタバレ。
基本は、私自身への記録。
間違えて読む人は気を付けて。
読まなくていい、自分宛てだから。
✮マークは、大好きな部分。














コメディ味が超絶ウザいし、蛇足以外の何でもない。前作から荒廃した世界観に入るコメディ描写が、やたら空気破壊してるように感じた。
特に、後々カンナと一緒に行動するクラスメートのメス。言動の起伏やリアクションの小細工が癇に障って仕方ない。なんで、こんなにコント演出されてるの?
何、活字をセリフにしただけの[ヒィ…っ!]って。
見るに堪えない。こんな登場人物は必要だったのか?せっかく、緊張感を感じられそうな場面を、こいつがやたらと台無しにしてくれる。

マンガのカンナは超好き。
だけど、ビジュアルコピーしただけの実写のカンナは、超絶大嫌い。目つき悪いし、全然好きになれない。

画の軽さ、安っぽさは前作のまま。カンナが大きくなったくらいでワクワクなんか起きなかった。
なんか観るの嫌になったけど、頑張った。

カンナがケンジの事で最初に感傷に浸る場面、前作での年齢から考えて、私が想像するのが難しい。ちゃんと記憶あんのか?
百歩譲っても、ケンジとカンナの絆を測る描写が少ないから、画面上で泣かれてもカンナに感情移入できない。それよりも、見ぬママへの未知の気持ちより、どうしてケンジの方が上になる?全然ママの事を口にしようとしないな。

マンガは読む手を止めて、登場人物の奥行きを想像するというプロセスを得られる。仕方ないけど、映画だと場面が矢継ぎ早になっていて、想像するヒマもない。

トモダチが英雄って…。
面倒で何も言いたくもない。

前作もかなり嫌いだけど、このパート2はもっと嫌い。どうして10年以上観てなかったのか、よく分かった。
全然面白くない。

✮良かったのヨシツネおじさんだけ。

取り敢えず、今んとこ生きてる間にはもう観たくない。
ってゆーか、このパート2は何をしたかったんだ?

本音は1点以下。

記録。