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20世紀少年<第2章> 最後の希望のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.5
▪️Title : 「20世紀少年 第2章 最後の希望」
Original Title : ※※※
▪️Release Date:2009/01/31
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards :第33回日本アカデミー賞
新人俳優賞
▪️Appreciation Record :2020-113 再鑑賞
▪️My Review
第1章に比べると、本作は最終章への繋ぎであることから、やや盛り上がりに欠ける結果になってしまっています。平愛梨演じるカンナの勢いばかりが目についてしまいましたね。。そして、原作漫画ともどんどん離れていく感じ。。。
“血の大みそか”から15年が経った2015年を舞台に、秘密基地のメンバーたちと「ともだち」による新たな攻防が展開するんですが、ケンヂが出てこないのはじれったい。「ともだち」のストーリーが中心に描かれていることもあって前作とは違った雰囲気と世界観になっています。昭和の風景が少なくなったのも残念。。。
ここまでくると、監督は「ともだち」の正体のヒントは声だと言っていたらしいので、他にも同じところで気付く人は多くいるでしょうね。
今回の物語は。。。
“血の大みそか”から15年後の2015年。歴史では、2000年の巨大ロボットによる人類滅亡計画は、悪魔のテロリスト、ケンヂとその仲間が行ったものとされ、それを阻止したともだちは救世主と崇められていました。高校生になったケンヂのめいであるカンナ(平愛梨)は、そんなともだち中心の国家に反抗し、問題児とみなされてしまいます。。。
出演陣は、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、黒木 瞳……ほか第1章に引き続き登場する出演者に加え、第2章ではサダキヨ役のユースケ・サンタマリア、蝶野役の藤木直人、春 波夫役の古田新太、高須役の小池栄子など新たな豪華キャストが加わっています。また、有名人探しでは、オッチョの妻が吉田羊ですね。
そして、劇中で「最後の希望」と称される運命の子・カンナを演じるのは、当時、数多くの応募者の中からオーディションで選ばれた平 愛梨。並々ならぬ決意で挑んだ勢いのある演技でしたね。
今回は昭和のシーンも少なかったですが、大阪万博の太陽の塔、アメリカ館、ソビエト館やミゼットオート三輪やともだちの家では少年サンデー、マガジンなどの漫画本、ヒーローのフィギュアなどが出てきましたね。
さぁ、もうわかってしまってますが、「ともだち」の正体を最終章で確認しましょう!!

▪️Overview
浦沢直樹の同名人気コミックを全3部作で映画化する第2部。“ともだち”が支配する西暦2015年、“血の大みそか”以降ケンヂは行方不明のままだった。ケンヂの姪カンナは高校生に成長し、オッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオらは、それぞれの方法で“ともだち”の正体を追っていた。監督は「まぼろしの邪馬台国」の堤幸彦。豊川悦司、常盤貴子、香川照之ほか、多数の豪華キャストが出演。(引用:映画.com)
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