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ドラえもん のび太とロボット王国(キングダム)のssr701のレビュー・感想・評価

2.8
5月6日は元プロ野球選手の
荒木大輔さんのお誕生日です!
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
郷里大輔さんが出ている作品を見てみます(無関係)

高校野球の歴史を語る上で忘れてはならない
「大ちゃんフィーバー」が巻き起こったのは
1980年夏のことでした(早よ本題に入れや)

早稲田実業高校に入学したばかりでありながら
内野手の控えとしてベンチ入りした荒木さんでしたが
2年生エースの故障により急遽投手として
予選の準決勝から起用されることになります
甲子園決勝まで快投を続け
エース愛甲猛を擁する横浜高校に惜敗するも
その爽やかで甘いマスクも相まって
多くの女性たちが荒木さんに魅了されることに!
そして荒木さんを見たさに試合の前後や
移動中や練習中など
発情…じゃなくて興奮した女性ファンが
大挙して押し寄せて大騒ぎとなるのでした…
これだからイケメンは!
いいですねイケメンは!


ちなみに決勝の相手の愛甲さんも
「甲子園のアイドル」として大人気でしたが
彼は中学時代からタバコ・女・シンナー・万引き・暴走族など悪いと言われることは全てやったという「悪童」としても名を馳せていたそうです

しかし!
「甲子園を真剣に目指そう!
もう悪いことはやらないぞ!」
と一念発起してタバコ以外はやめたそうです(…ん?)

荒木さんの人気はついには社会現象にもなります(早よ本題に入れや)
なんと新生児の人気名前ランキングの1位が「大輔」になるのです
1980年9月13日に産まれた
のちのメジャーリーガー松坂大輔(愛称:マツポン)も
荒木さんにあやかって命名されたというのは有名な話ですね
それから18年後…!
松坂大輔は甲子園のマウンドに立ち
春夏連覇をノーヒットノーランで締めくくったのでした
ドラマチックだなあ〜
それから2年後…!
時速50km/hオーバーのスピード違反で免許停止状態にも関わらず
日テレの柴田倫世アナウンサーとドライブを楽しんで(意味深)
駐車違反を犯すも
球団の広報課長が身代わりで出頭したことがバレて
罰金19万5000円の略式起訴を受けることになるのでした
(有名人の不祥事の話好きすぎやろ)

マツポンは1ヶ月の謹慎をして
深く反省しています(馴れ馴れしく呼ぶな)
もう20年以上も前の話ですので
いたずらにネットに書き込んで
話を蒸し返さないように
切にお願いします(お前や)


というわけで荒木大輔さんをないがしろにしつつ
爽やかで甘いストーリーだと期待して…
いざ視聴開始です!


(ネタバレあり&雑すぎくんです)




冒頭から幼女を怖がらせたり悲しませたりと
許せない内容ですな…
劇場に見に来ていた幼女たちも
震えあがっていたのではないでしょうか?
抱きしめて落ち着かせる必要性を感じまくる作品ですね(あくまでやさしさ&正義感)

そしてなんだか久々に
しずかちゃんに嘲笑されるのび太を見た気がします
のび太に助けられたり勇ましい姿や心優しい行動を見たりしたのも
リセットされているようです
やっぱりのび太のタケコプターの電池が
すぐに切れることなどから
「早い」「持続力がない」などと思われて
オトコとしての魅力が減退しているのだと思われます…
前回の仮説がますます現実味を帯びてきました
危うしのび太!
すっぽんやマムシを積極的に摂取せよ!
画面をパシパシ叩いて伝えますが
残念ながら彼の耳には届かないのでした(当たり前や)


そんでスペアポケットがドラえもんの四次元ポケットと
つながっているのは覚えてたけど
ゴソゴソと漁るとくすぐったいってのは
今までもあったのかな?
遠隔操作で感じまくる青タヌキとか
どの層が喜ぶ映像なんですか!
誰がこんなので興奮するんですか!(ちょっと興奮しました)


のび太は未来デパートで勝手に注文してしまうのですが
これはガキンチョどもが親のクレジットカードで買い物してしまう
昨今の問題をいち早く取り入れた作品かもしれませんな!
社会派だなあ…

で適当にボタンを押したら時空の乱れみたいなのが起きて
いろんなロボットが流れてきます
21エモンのゴンスケやらオバQみたいなロボットもいましたね
時空が乱れたり歪んだりも映画あるあるですな!

で今回はちゃんと脈絡ある展開で
のび太が「ドラえもーーん!」と
叫んでオープニングへ入ってちょっとホッとしましたね

そしてムードもりあげ楽団のロボットに盛り上げられるしずかちゃん…
「タブー」を演奏して
脱ぐ方向へのムードは盛り上げてくれないのかと
残念な感じです

なんと珍しく
とりよせバッグで事態を収拾するドラえもん!
今回は一味違いますな!
今回こそは有能だと期待が高まります!

ところが注射ロボットで猫型ロボになってしまった
スネ夫の犬型ロボ「アソボ」を直すことができないドラえもん…
タイムふろしきは?
結局ジャイアンに殴られて狂暴化した「アソボ」に
追いかけられることになり
「みんな!土管にのぼれ!」と言うことしかできないのでした
タケコプターさえ出せないとかやっぱり無能でした…


さてのび太が狂わせた時空の乱れから
迷い込んできてしまった少年ロボットのポコを
元の世界に戻すための冒険が始まります

のび太がまずは「行こう!」と声を上げて
臆病なスネ夫以外は賛同するのですが
なんかこの辺りのBGMに違和感がありました
のび太がドラえもんにペットロボットをねだるシーンも
変な感じでした
新たな音楽とか作らなくていいから
昔からのBGMを使ってほしいものです

あとのび太としずかちゃんはいつもの服じゃないのに
ジャイアンとスネ夫はテレビ版のままだったような?

で臆病だったスネ夫でしたが
窮地で活躍して危機を脱します
無能青タヌキが攻撃も防御もしなかったので
かなり危なかったですが
何とか運だけで目的地に到着です
時間を止めたり!相手を小さくしたり!
なんでできないんですか!!!
もういいかげんにしてくださいよ…

ところでジャイアンが手をつかんで引きあげて助けるってのが
ここ最近の作品でのあるあるとして定着してきましたなあ~

なんやかんやでロボットの医者のチャペックの家に
都合よくついてポコをなおしてもらうことに!
すぐには回復しなかったポコですが
みんなが眠りについたころに
意識が戻ってこの家を飛び出します
ところがおしっこをしに起きたのび太とばったり遭遇!
まだ完全になおってないらしくふらついたところを
手を洗ってないのび太に支えられるのでした
以前はドラえもんがその汚い手で触られてましたな…
こんなのは映画あるあるとして続かなくてもいいので
ここで終わってほしいものです

ここで引き留められたもののポコは結局また逃げ出して
連れ去られたママを探しに行きます
ドラえもんたちもポコを追いかけます!
「このままじゃ怪しまれる」と
着せ替えカメラで衣装を変えるドラえもんなのでした…
いやいや…なぜ石ころぼうしを使わないの?
このあとポコを見つけて助けて「うまくいった!」と
喜んだ1秒後にレーザーで撃たれて落っこちてるし…
やっぱり無能です

で捉えられて「わ~!離せ~!」とか喚いてるし
道具の出し惜しみで自分を追い込むマゾ気質は
今回も健在というかより深化しているかもしれません

なぜか都合よくポコのお母さんの独房へと
収監されるドラえもん…
ここであれやこれやの事情を知ることとなるのでした

競技場が出てくるのもここ最近の映画のあるあるですな
今回はロボット同士の格闘の大会です
ここに無能マゾ青タヌキが出て戦うことに!
「時限バカ弾」なるバカになる爆弾を使うも
跳ね返ってきて自分が受けるし
「本物コピー機」で自分を大量に増やすという手段も
すべて根こそぎ払われて場外に落とされます…
もっと他に使える道具あるやろ…
最後は「くすぐりノミ」をまたしても自爆で受けるも
何とか相手にもそれを移らせて
運だけで勝利ですわ…
相手は「お前は賢いな」とか言ってたけど
どこが賢いのやら…?
マゾとしか言いようがありません

これまたここ最近の作品によくある
のび太の泣かせる一言を挟みつつ
一同はいったん退避!
ポコのママは当然小さくしてドラえもんが
連れ出してるんだろうなあとか
逃げる手はずのひみつ道具を渡してるとか
牢屋への通り道を用意して救出できるようにしてるとか
思ったけどやっぱり何にもしてなくて
「会ったよ!」とポコに報告するだけなのでした…
どこが賢いんや!無能やないか!

んでまたまたあるあるのタケコプターの電池切れ!
やっぱりのび太が一番早くに
勢いがなくなってしまいますが
今回はほぼ同時にジャイアンのも止まりますので
「のび太=早い」のイメージに少し歯止めがかかったかもしれませんネ!
これ以上しずかちゃんの心変わりが起きないように祈るばかりです

ものすごい嵐の中を進む一同!
のび太「何か道具ないの?」
ドラえもんは答えます
 ↓
「み ん な ! が ん ば っ て ! 」

あ ほ か !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
テキオー灯とか効かんのか?
海底鬼岩城の時に土の中を潜って進む道具もあったやろ!
あの帽子どこ行ったんや!
敵からもらったカブトを大事にかぶってる場合ちゃうやろ!
発信機も付けられてるやんけ!
あげく崖から落ちたりしてるし
もういいかげんにしてくださいよ…

でいつも慌てたときに四次元ポケットから出てくる
やかんが水をくむために役立つというまさかの展開…
しかし水を出すような道具すら残ってないんかいな!
取り寄せバッグで水でも何でもとって来いよ…

でバカでかいロボットに襲われることになるのですが
「スモールライト落としちゃった」だと?
青タヌキはどこまで無能なのか…

呆れたのび太が「なんでもそうじゅうき」を
ドラえもんに出してもらい
それを使って事態の収拾をはかります!
さすが映画では意外と有能なのび太です!
…でもわざわざ違うロボットに取り付けて戦うんじゃなくて
追ってきたロボットに取り付けて操縦して
動きを止めればよいのでは?
まあ運で何とか乗り切ったのですが…

その後何の道具も無いので
石頭だけを武器にドラえもんが突破!
なんで道具がそんなに無い状態になったのやら?
説明あったっけ?
最後の危機も道具がないからあきらめ状態になります…
荷札に行き先を書いて飛ばすやつも
持ってないんかいな!

なんやかんやで助かって
めでたしめでたしなんですが
とにかくドラえもんが無能のひとことに尽きますわ…

のび太が家に帰ってからのオチはまあよかったけど
エンドロールはその後を描いてほしかったなあ…
ボクがかんがえたさいきょうのロボット!
みたいなイラストはまあ子供らにとっては嬉しかったかもですが
いらないかな…
がっかりさせられました


まあ結論的には
ドラえもんが「僕は3級ロボットです」と
自己紹介してて
ちゃんと自覚があったんだな…と
ホッとした作品なのでした
もっと低い気もしますけどね

それにしても
「のび太くん!しずかちゃんと…」は
いくら最期と覚悟したからとはいえ
ちょっと言いすぎな気がしましたな〜
でもしずかちゃんの意識が少し変わっていくきっかけになったと
勝手に解釈しておきますか…
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