Lazy

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのLazyのレビュー・感想・評価

3.9
原題の「The Fast and the Furious: Tokyo Drift」は安っぽい言い方をすれば超かっこいい。邦題も後ろの部分に英語を入れるのだったら原題をそのまま使えばよいのに。
間違った日本(東京)観が随所に見られる。これは我慢しがたい。残念なことに合っている部分も多く見られる。 スターターを務めたヤクザさんの薬指と小指が両手とも無かったのが不謹慎にも笑えた。
高校生のヒロイン役のナタリーケリーは撮影当時おそらく20歳くらいのはずだが制服姿はほとんど安いコスプレである。しかもあの顔は日本人の私から見るとちっとも良くない。それに比べて北川景子は抜群にかわいいのである。
日本語を話せない東洋人顔の俳優を日本人役に使うのは本当にやめてほしい。いきなり醒める。日本人俳優の英語もネイティブにはあんな感じに聞こえるのだろうか。それにしてもサニー千葉は堂々としていて貫禄満点なのです。
肝心の車のシーンですが、これはすごいです。昔からアクション映画にはカーチェイスのシーンが当たり前のように出てくるわけですが、本作のそれにはドリフトがふんだんに盛り込まれており、一味違います。東京(想定)の街中をドリフトしながら追いかけっこするシーンは圧巻であります。
おまけですが、ショーンの親父が毅然としていて良かった。
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