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私刑(リンチ)される女のkazu1961のレビュー・感想・評価

私刑(リンチ)される女(1953年製作の映画)
4.3
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-236 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋この西部劇とても面白いんです。隠れた傑作で、サイレント初期から1961年まで400本を超える作品を監督したハリウッドのパイオニアの一人、アラン・ドワン監督の異色の西部劇です。

🖋異色の意味は、中心となる登場人物が、兄を殺されて酒場を継いだ妹と、その兄を裏切りゲリラの妻となった兄の元恋人、そしてその町を仕切る女市長と女性が男勝りの活躍、格闘、銃撃を行うところ。そう、俳優陣でいうと、オードリー・トッターの男装、ジョーン・レスリーとの撃ち合いなどがとても面白い。

🖋リズムのよい展開とその絶妙なストーリーテリングを含めて小気味の良い楽しめる作品になっています!!

😆Story:(参考: TSUTAYA)
1861年、南北戦争が勃発すると南軍を装ってゲリラ部隊を組織して、各地で暴虐を働いていたクァントリル・ゲリラ団。その首領クァントリルには、ボーダー・シティで拉致して強引に妻にしたケイトという女がいた。ケイトはクァントリルの悪の指導で頭角をあらわしゲリラ団の副首領となり、男装して各地を荒し回っていた。しかし、ケイトはボーダー・シティで安酒場を営む恋人ビッタルートを忘れられないでいた。ある時、ゲリラ団はビッタルートの妹サリーの乗る駅馬車を襲撃し護衛の北軍兵を殺してしまう。その結果、ビッタルートを巻き込んだゲリラ団と北軍との戦いに突き進んで行く。

🔸Database🔸
・邦題 :『私刑される女』
・原題 :『Woman They Almost Lynched』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1953
・日本公開 : 1954/01/29
・上映時間 : 91分
・受賞 : ※※※
・監督 : アラン・ドワン
・脚本 : スティーヴ・フィッシャー
・原作 : マイケル・フェッシャー
・撮影 : レジー・ラニング
・音楽 : スタンリー・ウィルソン
・出演 : オードリー・トッター、ジョーン・レスリー、ジョン・ランド

🔸Overview (参考:映画. com )🔸
“サタデイ・イヴニング・ポスト”誌所載のマイケル・フェシアの原作から「眠りなき街」のスティーヴ・フィッシャーが脚色し、「硫黄島の砂」のアラン・ドワンが監督した西部劇1953年作品。「アリゾナの勇者」のレジー・ラニングが撮影を、スタンリー・ウィルソンが音楽を担当している。主演は「ポーリンの冒険」のジョン・ランド、「最後の無法者」のブライアン・ドンレヴィ、「恐怖の街」のオードリー・トッター、「アリゾナの勇者」のジョーン・レスリーで、以下ベン・クーパー、「地獄の銃火」のジム・デイヴィスらが助演。
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