クリーム

抱擁のクリームのレビュー・感想・評価

抱擁(2002年製作の映画)
3.0
ジェニファー·イーリーが好きでいつか観ようと棚の奥にあったDVD。ザ·ロマンチックたし、不倫美化作品なんで、めちゃくちゃ苦手な作品だった。ジェニファーは、良かったのですが内容があまりにも向いてなかったです。
二人の間で交わされる言葉の数々は繊細で情熱的。そしてイギリスらしい美しい情景。 何も考えず、ロマンチックな雰囲気に酔える方向きだと思います。
本に挟まった古い手紙を見つけたローランドは、それが愛妻家で有名な詩人アッシュのラブレターだと直感する。詩人ラモットがその相手だと考えた彼は、ラモットの研究をするモードと共に真実を突き止めようとするのでした。





ネタバレ↓




古いラブレターから浮かび上がってくる詩人の恋の物語。それを辿るうち、現在の二人の間にも… というベタなラブストーリー。
ラモットは、レズビアンでパートナーのブランチは、心変わりを知り自殺。アッシュの妻を踏みにじり、ちゃっかり妊娠、出産。その子を里子に出し、その娘に嫌われて「当然の報い」みたいなことは言ってだけど、反省はしてません。本能のまま生きたラモット。凄く美しく、手紙もキレイな文なんてすが、基本、不倫を美化するのは、嫌いなんで流し観。オマケのローランドとモードの恋愛も何か簡単でチープに見えてしまいました。
スミマセン、完全に自分の選択ミスです。それにしても何故、何年も棚の奥にあったのか?我ながら良く解らない。
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