フェイフォン戸部

スター・トレックVI/未知の世界のフェイフォン戸部のレビュー・感想・評価

4.5
TOS(オリジナルシリーズ)最終回…
辛い…辛い辛い辛すぎる…もう新規のニモイスポックが…シャトナーカークが…ケリーマッコイが見れないなんて…あまりにも辛すぎる

もう小説でも読んで脳内でエンタープライズを出航させるほかないですな

…前作のぱっとしないストーリー(ごめんねカーク)もあってか、今作は謎解きもあってしっかりとしたストーリー

過剰な採掘の影響で爆発したクリンゴンの月。その爆発の影響によりクリンゴン人が住む星の酸素残量があと50年しか持たない状態に
宇宙艦隊はこの機に乗じてクリンゴンと同盟を組もうとします
クリンゴン側の総裁のお相手をカーク船長が務めることに
しかし総裁が暗殺されるという事件が発生
かつて自分の息子をクリンゴン人に殺された(劇場版3)カークが殺人容疑で逮捕される…

はい!ここで登場我らがハイスペックイケメン「スポック」
逮捕されたカークは辺境惑星で強制送還されるが、スポックが密かにカークに発信機を取り付けたことにより無事カークを救出するという有能さ。なんですか彼は。

そして今作で1番面白いのが「クリンゴン語を必死こいて辞書で調べるウフーラ&チェコフ&スコッティ」
23世紀にもなって辞書で血眼になってクリンゴン語を翻訳していた姿を見て、スタートレックが未来のお話だということをその間忘れてしまいました。
J.J.エイブラムスのリブート版スタートレックでのウフーラは完璧にクリンゴン語を操っていましたが、今作と対比させながら見てみるときっと面白いです

またいつのまにかエクセルシオ号の艦長に出世していたカトウが、カークの為にフルスピードで助けに来るシーンはめちゃカッコよかった!

上半身裸でフェンシングやりながらアヒャヒャヒャ言ってたカトウが懐かしいです
彼成長しましたね

いつかリブート版スタートレックにウィリアムシャトナーが出ると信じて私は深き眠りにつく