HAYATO

ポカホンタスのHAYATOのレビュー・感想・評価

ポカホンタス(1995年製作の映画)
3.5
2023年464本目
ハーモニー・イン・カラーを見て、そういやまだ見たことないなと思い鑑賞
ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った作品
17世紀初頭のアメリカで、インディアンのポウハタン族の娘・ポカホンタスが、黄金を探しにやってきたジョン・スミスに出会い、運命的な恋に落ちる。
異人種、異民族間の対立を描いた社会派で、王道のハッピーエンドとはちょっと違った結末を迎える作品であり、それまでの典型的なディズニー映画のイメージを脱却する構成になっている。
イギリスと先住民の憎しみ合いが激しさを増す中、美しい友情を育んだ2人の存在が、異文化を繋ぐ架け橋になっていくところが素敵。
異文化を理解し、お互いに尊重し合えば、そもそも戦争など起きないのだという真っ直ぐなメッセージが胸に響く。
アラン・メンケンが手がけた"Color of The Wind"は、聴き心地最高の素晴らしい名曲。
本作は史実と異なる点が多く、ネイティブアメリカンから多くの非難を浴びた作品でもあるので、あくまでフィクションとして楽しむ必要があるかも。
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