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幸福の黄色いハンカチのairiのネタバレレビュー・内容・結末

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

見た高倉健さんって…かっこいい人だと思ってはいたけど…こんなにかっこいいんだ!!(語彙力が0)そしてこの年代にしては身長が高い健さん…オーラがあって、渋くて、漢!って感じで、でも優しさに溢れていて素敵でした。

噛み合わない3人が少しずつお互いを知りながら一緒に旅するのは見ていて面白かった。アケミが運転で暴走して、キンヤがあほみたいに怒ってるシーンはなんか笑えた。最初こそわちゃわちゃしてて、どうでもいい会話にもしかしてこれがずっと続くのか?とうんざりしたけど、知らん間に慣れていた。

ユウさんの過去のシーンでちゃぶ台ひっくり返したり、肩がぶつかっただけで喧嘩をしたり、アケミへの言動がなんだかなあと思う部分もあり。この時代の男の人って、こうなのかなぁ…こうなんだろうなぁと思いつつ見た。
ぶっきらぼうなんだよね。

最後、黄色いハンカチがびっしりなのを見て興奮するキンヤとアケミがとてもよかった。赤の他人なのに、こんなふうに幸せ願えるって、他人のこと想って泣けるって素敵だね。
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