ももさく

ハウルの動く城のももさくのレビュー・感想・評価

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
3.5
父親が残した帽子屋で働くソフィーは、ある日兵隊にナンパされて逃げられない所をハウルに助けられるがハウルも荒地の魔女に追われている所だった。その後、妹レティの店に無事つき帽子屋に帰り着くと客人が登場、それが荒地の魔女だった。呪いをかけられたソフィーは老女になってしまう。

ソフィー(倍賞千恵子)→魔法をかけられてから見た目だけでなく性格までも変わる。

ハウル(木村拓哉)→美青年の魔法使いで実はメンタルが弱い。ペンドラゴン、ジェンキンスなどいくつも名前がある。

荒地の魔女(美輪明宏)→50年前に悪魔と契約してサリマンに城を追放される。かなりのデブだが綺麗でいたい想いも強くただの可愛いおばあちゃんになってもずる賢さは変わらずハウルの心臓に執着したまま。

カルシファー(我修院達也)→火の悪魔。ハウルと契約をしている。ハウルの心臓を貰ったかわりに城を動かしハウルの言う事を聞く。もともとは流星?。ほめて伸びるタイプ。

マルクル(神木隆之介)→子供だがフードを被ると小ぶりの老人に。ハウルだけに敬語。

カブ(大泉洋)→カブ頭のかかし。荒野でソフィーに助けられてから懐いてついてくる。その正体も最後に明らかに。

サリマン(加藤治子)→魔法学校の校長でハウルの師匠。強力な魔力を持つ。高級そうな車椅子に乗っている。

ヒン(原田大二郎)→サリマンの使い犬にもかかわらずソフィーについていった事によりソフィーになついてしまう。

ファニー(八十川真由野)→ソフィーの義母。店を畳んだのち金持ちと再婚する。

レティ(香月弥生)→カフェで働くメンズに人気のソフィーの義妹。

話しとしてはコンプレックスのある少女が自分を変えていく話しでもあります。自信を喪失すると老女に自分の気持ちに素直になれている時は少女に。

階段登るシーンの面白さ。ババァ2人でゼェゼェ。ソフィーが元気なのは荒地の魔女の魔法が完璧じゃないから?。

引っ越しシーン面白い。ソフィーの原点の場所に戻った訳はソフィー自身を取り戻す為?。

一番よくわからなかったシーンはカルシファーやみんなで城を出て城を動かなくしてから、また中に入って動かす所。あの行動はカルシファーとハウルとの契約をソフィーに変える為?うーん...わからん。意味不明な動き。

「未来で待ってて」「ごめんね、私グズだからハウルはずっとまっててくれてのに」この言葉、意味深い。

カルシファーの魔法が解けた!みんなでガラガラガッシャーンって落ちていく所はハラハラしました。カブ素敵。

戦争は良くない、戦争をやめさせたいって思いが強い映画でもあります。敵が人間だけではなく気持ち悪い生き物ってのも何か意味あるのかな。

私はヒンとマルクルが可愛くって大好き。ヒンは、耳をはばたかせて飛んじゃう所可愛すぎてそのシーンだけでも何度も見ちゃう。マルクルも神木隆之介の声が可愛すぎてハマリ役ですね。

ソフィーの少女時代は声優変えて欲しかったな。キムタクは好きじゃないけどハウルの声はキムタクでしょ!ってくらいピッタリ。素敵でした。

サラサラ〜とは見れない映画ですね。訳わかんなすぎて一番最初に見たのは、公開前の夜中の試写。その時はソフィーのキス大安売りの印象しか残らずでした。

その後DVDも買ったし5回以上見たけど何度見ても難しい映画。だけど、見てて楽しい。