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ハウルの動く城
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目次

ハウルの動く城の作品紹介

ハウルの動く城のあらすじ

亡くなった父の帽子屋を切り盛りする少女ソフィーは、兵隊に絡まれているところを魔法使いのハウルによって助けられます。しかしその夜、そんなハウルを追う荒地の魔女によって、呪いをかけられてしまうのでした。呪いによって老婆の姿になってしまったソフィーは、呪いを解く手がかりを探して、ハウルの住む動く城へと行き着くのだが……。

ハウルの動く城の監督

ハウルの動く城の出演者

原題
Howl's Moving Castle
製作年
2004年
製作国
日本
上映時間
119分
ジャンル
ファミリーアニメ
配給会社
東宝

『ハウルの動く城』に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.0
▪️Title : 「ハウルの動く城」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2004/11/20
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-192 再鑑賞
▪️My Review
個人的にはジブリの中でも好きな作品の一つです。私の中で好きなポイントは2点あります。
1点目は、作中で老いたはずのソフィーの姿が若くなったり、老いたりこの演出がとてつもなく素晴らしい!!恋する気持ちが表に出た時、自信を持ってる時、ソフィーの姿は若く描かれます。ハウルに美しい草原に招待してもらい草原に降り立った時にソフィーは若い姿に戻っていましたが「私きれいでもないし、掃除くらいしか出来ないから」と言った途端に老婆の姿に変わってしまったのもそうですし、終盤の戦争の火種がソフィーたちの眼前に迫ってからは、ずっと(ハウルのことを心から想っている)ソフィーは元の姿に戻っています。その時の感情を若さと老いで表現するのは素晴らしい演出ですね。
2点目は、“老い”を肯定しているところ。むしろ老いたことで束縛された人生から解放されることもある(そもそも年齢は関係ない)んだというメッセージが明確に伝わってきます。結局は作中で、元の若い姿に戻ったと明確にわかるシーンすらないですもんね。
本作、作品評価そのものは宮崎駿監督作の中でも突出して賛否両論を呼んでおり、「モヤモヤする」「良くわからなかった」という声もよく聞きます。後半は原作には無かった戦争が付け加えられるなど全く違った展開になっているため、深いテーマ(“老い”や“戦争”など)を重視するあまり、起承転結のある物語にどうしても収まらなくなった。。。と宮崎駿監督も認めているんですね。終盤が特に唐突な展開になったのはそのためなのでしょう。
しかしながら、興行収入196億円、2004年と2005年の興行成績第1位を記録し、『千と千尋の神隠し』に次ぐジブリ史上第2位の記録を樹立した作品でもあるんですね。

ちなみに、
押井守は本作を「男のダークサイドを宮崎駿が初めて描いた。ストーリーは無茶苦茶だが表現は円熟している」と評しジブリ作品で一番好きだと述べています。(参考:Wikipedia)

▪️Overview
英国のファンタジー作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」の映画化作。父親の帽子店で帽子を作って暮らしていた18歳のソフィーは、荒野の魔女の呪いで90歳の老婆の姿になってしまう。彼女はハンサムだが気弱な魔法使いハウルと出会って、彼の居城でいっしょに暮らすようになるが、その城は4本足で歩く動く城だった。ソフィーの声を倍賞千恵子、ハウルの声を木村拓哉が担当。(引用:映画.com)

声の出演は、木村拓哉、倍賞千恵子、美輪明宏、神木隆之介、我修院達也、大泉洋など。
健一

健一の感想・評価

4.5
金曜ロードショーにて再鑑賞。
(9年ぶりに『SHOW!』から『ショー』に戻った!嬉しい😃)
ちなみに今回が7回目の地上波放映。

本来は「ハウルの蠢く城」にしたかったらしいのだが プロデューサーに猛烈に却下されたらしい。

前々作「もののけ姫」で日本歴代興収No. 1に。前作「千と千尋の神隠し」で再びNo. 1。🇺🇸アカデミー賞も受賞し名実共に『キング・オブ・アニメーター』に君臨した宮崎駿監督が次に挑んだのが本作。相当なプレッシャーだったと思う。

本来は夏の公開予定だったが製作時のゴタゴタで当時ジブリ作品としては珍しい冬の公開。
宮崎作品の公開が延期になったのは今回が初。
その為 大規模な宣伝活動も殆ど行われずの公開だったので映画業界では『初めて宮崎作品がコケるのでは?』と不安の声が上がったほど。
しかしふたを開けてみれば 公開2日間で動員110万人 最終興収196億円と超特大ヒットを記録。
奇しくもこれを機に『大々的な宣伝活動をしなくてもジブリは客が入る。』を定着させてしまいジブリはマーケティング料を大幅カットする方向で進んでいった。

監督が今まで培(つちか)ってきた感性を爆発させたような作風。
地味な少女の壮大な冒険、魔法への憧れ、クセのある仲間達との絆、そして 反戦へのメッセージ。
ある意味『やりきった感』を感じてしまい当時は『これで引退するのでは?』と本気で思ってしまった。

主人公の少女が おばあちゃんになってしまい 当然若い頃のように活発に動く事が困難になる設定なのに 彼女を囲む周りの個性的な多くのキャラクター達がおばあちゃんを支え それにより物語の失速を食い止めていて高揚感途切れる事なく話が進んでいくところが何より本作の素晴らしいところ。
監督が久石譲に『今回はワルツ調で頼む!』と事前に依頼して出来上がった音楽も実に素晴らしい。
全てにおいてかなり完成度の高い作品。

今回 何度目の再鑑賞か覚えていないが 歳を重ね 見返すたびに深みが増してくる作品。
それも狙って本作を作っているのだとしたら やはり宮崎駿監督という人は本当の天才なのかもしれない。


劇場公開時 2004年12月
浅草東宝
💺575
客入り 10人いない。

今でも鮮明に覚えているが超話題作なのに浅草では信じられないくらいガラガラだった。
理由は色々あって 私もそれを狙って浅草で見たのだが、ここまでガラガラだったとは。
地球🌏は青く まわっている

ひとも一緒に まわってる


同じ地球を 分かちあい

大事なひとと まわってる


息づくことだけが大切で

ときを刻んでまわってる


だから お願い

地球を分かちあおう


分かちあうことは 簡単で

複雑にしてるのは あなたなの



いまも

地球🌏は青く まわっている


知っている

幸せを紡ぐのがメリーゴーランドね

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