このレビューはネタバレを含みます
列車で眠りこけていたトムとジョージの売れない芸術家2人は偶然ん折り合わせた広告代理店の女性ジルダに惚れてしまい、「紳士協定」を結んで円満な関係を築こうとするがそんな上手く行くはずもなく翻弄されてしまうのであった。
ウィットに富んだ演出だったり場面の省略などなかなか面白いところはあるけどストーリーに関してはあまり好みとは言えず、イマイチだった。
ただジルダも性悪女というような描かれ方ではなく典型的な恋愛体質といった感じ、ラストは結局背徳が勝りまたこの後も同じこと繰り返すんだろうなーという感じなのだけど、うまいこと強引に解決していく感じは嫌いではない。
ただ「お前らの貞操観どうなってるん?」とは思うけど、そこを笑い飛ばすのが本作の正しい見方なのだろう。