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とむらい師たちのsawady6のレビュー・感想・評価

とむらい師たち(1968年製作の映画)
4.2
コメディテイストで死を取り扱うので当然なのだが時代性も相まりそのラインが際どい所が多く素直には笑えず苦笑い
人の死を想わずそれを商品価値だと見出してしまう戦後の経済に一石を投じる部分もある割と社会派な作品だったぞ

70年の万国博を死とは真逆の生と突き進む欲望の象徴であると見立て、
お前らは浮かれて毎日を生きているが死とは常に人の真横に居ることを忘れるなよ、を体現させる正にメメントモリ映画
若き日の財津一郎が出ているのも時期的にドンピシャだった
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