午後の五時の作品情報・感想・評価

午後の五時2003年製作の映画)

A CINQ HEURES DE L'APRES-MIDI

製作国:

上映時間:105分

3.7

『午後の五時』に投稿された感想・評価

2023年4月29日@元町映画館
イスラーム映画祭8にて上映。第56回(2003年)カンヌ国際映画祭コンペティション作品で審査員賞、エキュメニカル審査員賞の2冠。

主宰の藤本さんの解説のとおり、2…

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pherim

pherimの感想・評価

3.8

父に内緒で通学し、夢は大統領と語るアフガニスタンの女生徒が今日を生きる。

青傘映える構図のサミラ・マフマルバフ風味が妹ハナとは対照的。主演女性は監督と同じ22歳で子が3人、劇中の義姉同様に夫が行方…

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RyoS

RyoSの感想・評価

4.0

またしてもイスラーム映画祭で傑作に出会ってしまった。

アメリカがアフガニスタンに侵攻し始めた翌年の映画。女性の人権を描いていて、映画の建付けとしては完全にフィクションなはずなのだが、アフガニスタン…

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フィクションとドキュメンタリーと寓話が織り混ざったかんじ。
それが、2003年のアフガニスタンの現実を表しているのかも。
meiko

meikoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

必ず白いヒールの靴に履きかえて歩く彼女が、ミナが死んだ後、こつ、こつ、こつ、こつと足を踏み鳴らすシーン、そのあと脱ぎ捨てて素足でも。わたしはここにいるよね、いるよ、と確かめるように鳴らしていて、顔は…

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#27 イスラーム映画祭8の4本目
なんとも救いのない、後味の重苦しい映画で、もう少し何とかならなかったのかといいたくなった。
映画としても、さしたる展開もない。
だが、これが現実で、こういう映画も…

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RIO

RIOの感想・評価

3.9


トンネルを通り光から光へと向かう
柱を軸に動いていくショット
青い服の2人の女性が大地を歩いて消える
空と大地が 8 : 2 くらいの割合で撮られている素晴らしい映像が続く

食べ物がなくてあるの…

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鑑賞後『りんご』も借りたのでここのところマフマルバフ家祭りになっている。評価されているのはメッセージ性と遊びのバランスなのだろう。そもそもが識字率さえ低いところで女性たちが政治の議論をしている。これ…

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菩薩

菩薩の感想・評価

2.5

『午後の五時』なのに上映は午後五時半からだったって書こうと思ってたのに始まる前に主宰者さんが思いっきり言っててなんてことしてくれんだと思った。好きな服を着て好きな靴を履いて好きなところに行ってなりた…

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Foxilisica

Foxilisicaの感想・評価

3.6

イスラーム映画祭で観ました
こんなにも前進・後退のない、停滞したままで終わる物語は初めて観ました
また、上映後にちゃるぱーさの方が仰っていた、“これでも(映画の撮られた20年前は)今より希望があった…

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