『午後の五時』なのに上映は午後五時半からだったって書こうと思ってたのに始まる前に主宰者さんが思いっきり言っててなんてことしてくれんだと思った。好きな服を着て好きな靴を履いて好きなところに行ってなりたいものになる、そんな当たり前の権利が当たり前に蹂躙される時代がようやく明けた時期に見え隠れする微かな希望、ただだからと言って全てが即座にいい方向に変わる筈も無いし、今の時代性を鑑みると余計に複雑に思えるもので。メッセージとしては力強いもののそこに映画的な面白さが付随しているかと言うとそれもまたう〜ん…。