のこのこのこっち

午後の五時ののこのこのこっちのレビュー・感想・評価

午後の五時(2003年製作の映画)
3.7
鑑賞後『りんご』も借りたのでここのところマフマルバフ家祭りになっている。評価されているのはメッセージ性と遊びのバランスなのだろう。そもそもが識字率さえ低いところで女性たちが政治の議論をしている。これが既にありえなそうで現実的なものではないと憶測している。むしろ詩人と邂逅したときの対応や、女は家事をするものってのが絶対的に主流なわけで。その上で大統領志願と来るのだから。ラジオじじいがまた来たかな?どーん!爆発。押し寄せる難民に追いやられて仮住まいの飛行機がゆっさゆっさと揺れる中にいる信心深い父の姿。しずくの音と靴音がモスク?廃墟?に響く。そして逃避行だ。馬車燃やして美しい(ここでまたラジオの曲かい)。食えなくなったのって難民匿ったからではなくて?