富樫鉄火

午後の五時の富樫鉄火のレビュー・感想・評価

午後の五時(2003年製作の映画)
3.5
#27 イスラーム映画祭8の4本目
なんとも救いのない、後味の重苦しい映画で、もう少し何とかならなかったのかといいたくなった。
映画としても、さしたる展開もない。
だが、これが現実で、こういう映画もあることを、我々映画ファンは、受け入れなくてはダメということか。
第一次タリバン政権崩壊以後が背景のようで、それにしては「まるでいまを予言しているかのよう」と主宰者が解説していたが、そもそもいまのアフガンがどうなっているか知らないので、そうか、いまでもこうなのかと信じて観たが、だとしたら、アフガンの女性蔑視は、一種のジェノサイドに近いような気さえした。
富樫鉄火

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