そーほー

私は「うつ依存症」の女のそーほーのネタバレレビュー・内容・結末

私は「うつ依存症」の女(2001年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

クリスティーナリッチが好きだから見た
ある意味リアルだなって思う
けどタイトルはちょっと誤解を招くというか映画の内容にはそぐわないかも
そもそもこの子は鬱以前に
周りと感覚とか感性が違ったからこそ
周りよりうつになりやすいんだろうなって印象。幼少期のこととかが影響した末の鬱病に見えた。元から不安定で仕方がなかった精神が、新しい環境でよりぐらぐらになったみたいな。母親も見方次第ではある意味シングルで辛抱強く育ててくれたし、金銭面での不自由は多分ないように思えるし、一方では自分が早いうちにリジーを授かって、子育てとか夫の事とかで自分が決して自慢できるような人生を送ってないからこそリジーに対して異様な期待をもってたり、自慢の娘を育てた私になりたいんだろうなみたいな人、でもそこに愛情がないわけではないから強くもでれない。そんな母との2人暮らしの末のハーバード大学への進学。慣れない環境と、プレッシャーから逃げ出す術はなく、幸か不幸か大学は自由でお酒も男も薬もあった
堕ちる所まで堕ちたリジー、親友との関係も
母親の「なんのために苦労して育てたと思っているの」という怒号もリジーには知ったこっちゃ無い様子、今を、1秒1秒をなにかに縋りながら生きるのに精一杯のリジー
彼氏ができればその縋る先はもちろん彼氏
彼氏には会えなければ相手の都合も考えずに何度も電話をかけてしまったり
ちょっと彼氏が他の女性と話せば
あの女と付き合えばいいと怒鳴る
自己中心的でないと生きてられないような子
現代でも通用する映画です
こういう子がこころなしか増えてるようにも思えます。クリスティーナリッチかわいい
そーほー

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