たた

たまの映画のたたのレビュー・感想・評価

たまの映画(2010年製作の映画)
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たまというバンドは唯一無二の、奇跡の天才集団です。断言します!
音楽にはまるっきり疎い僕ですが断言します。異論は認めません( ・ε・)

四人それぞれが作詞作曲+メインボーカルを務めるシンガーソングライターであり、それぞれが生み出す楽曲が何にも例えようのない独特なものであり、それでいて四人のパフォーマンスが調和しているという奇跡(◎-◎;)

ジャンル分けが不可能で、たまというジャンルとしか言いようがない。
知久さんのもの悲しい世界観、石川さんの支離滅裂なのに心地よいリズム、滝本さんの醸し出す不穏な空気、柳原さんのブラックな陽気さ…、
こんな組み合わせほかにおらんもん。

たまは他の誰にも似てないし、後にも先にも、あっ何かたまっぽいね、たまの影響受けてるね、と思える音楽家が存在しない。(※つのだ(やすなが)ふみよという例外がおりますがこの人はこの人で唯一無二の存在)
たまは誰の真似もしないし、誰もたまを真似できないのです。

・・・

昔むかし、少年サンデーの巻頭でたまの特集やってたんです。
奇抜な格好で変わったことをして気を引きたいだけの色物集団だと、思ってしまった…そんな時代が僕にもありました。

でも掲載されてたさよなら人類の歌詞を読んで衝撃を受けました。さらに、その環境問題をテーマにしたかのような、人間の文明や文化や進化を皮肉って批判したかのような、シュールな内容を、ただの言葉遊びです何の意味もないんですよーと、さらっと言い切ってしまうではありませんか!愕然としました。

というようなことがあったしばらくあとに、いろんな楽曲を聞いたわけですが、歌詞もメロディもコーラスも演奏も、楽しくて悲しくて陽気で不気味で、不思議な高揚感を与えてくれる不思議な世界にいるようでした。

柳原さんが抜けて3人になり、解散後のそれぞれソロのパフォーマンスも素晴らしいものの、ちょっとさみしい。やはりあの4人(いわゆるよんたま時代)の出会いと調和は奇跡だったのだなあと今でも思うのです。

…。
ただのたま語りになってしまってます( ´△`)当時映画のあとに知久さんと滝本さんがライブとサイン会やるっていうんで観に行っただけで、映画の内容がさっぱり思い出せない…
たた

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