どーもキューブ

たまの映画のどーもキューブのレビュー・感想・評価

たまの映画(2010年製作の映画)
4.0
 イカ天から「たま」2009



 2011年11月9日 20時32分レビュー。

 

パル企画提供。編集、撮影、監督今泉力哉。

今までの音楽ドキュメント、おさらい編。

ドイツから世界へ、ウ゛ィムウ゛ェンダースがサルサ、老齢だけど素晴らしき音楽家に迫り、大ヒットを飛ばした「ブエナビスタソシアルクラブ」

スコセッシがブルースを探求するドキュメント「ブルースムービープロジェクト」

同じくスコセッシの迫り振り返ったフォークの神様「ボブデュラン」

今まで邦画では、「ワンモアゴールデンカップス」でGS時代周辺を知る。

松江監督のストリートストラットliveのワンカット長廻し「ライブテープ」

ミュージシャンのまたとない協作という作為ドキュメント「40歳問題」

と見て参りました。

今回は「たまの映画」。バンドブームを引き起こした「イカすバンド天国」略して「イカ天」から素晴らしいインパクトで個性を振りまいた。

私も

「今日ーじんるぃがはじめてぇ、木星についたよぉー、、、ツイタァー」

で一世風靡。

「さよなら人類」を知っていました。よく撮らしてくれたなぁという思いがあったんですが、鑑賞となりました。




まさしく解散後「たま2009」という感じ。解散後のメンバーの引き続いている音楽活動
インタビューでおおくりするドキュメントでございましたぁ。

監督今泉さんの小さな声のインタビューとともに編集の切り換えしのきわに見え聞こえる歌声の愛を感じます。

はじめに申しましたが、「たま」がよくプライベートを撮らしてくれたなぁという感じなんです。

たまって繊細で、「絶対ヤダ」という感じかなと思ったんですが、。

ボーカルの知久寿焼さんの一回聞いたら忘れられない粘り強い歌声
ソロも素晴らしい、ラスト付近の曲良かったです。

途中参加したベースの滝本さん。静かなたたずまいから、静かな歌を奏でます。

そして山下清ルックでお馴染みドラムス担当、石川さん!

石川さんのソロパフォーマンスが面白い!
ギターから太鼓から、コスプレまで披露しています。必見!


あと気になったのが、

パスカルズ。

知寿さんと石川さんも参加しているバンドで、かなりのビッグバンド。

ピアノ、ドラム、ギター、ウクレレ、ピアニカ、バイオリン、チェロ、トランペット等々大所帯のバンド構成。

とっても不可思議でデカい音、ユニゾンした素晴らしい音色がしていましたね!(DVDあり)

皆様の素晴らしい個性が集まった「たま」だったんですねー!

皆様のそれぞれのエピソードに耳を傾けながら、個々のliveのよさがみえてきます。

ラストの大滝さん、石川さん、知久寿焼さんのそれぞれのliveも良かったです。

「たまの映画」、解散後の様子2009を映すドキュメント、素晴らしいlive

イカ天から「たま」2009

是非ご覧ください!

追伸
勿論本作鑑賞後、YouTubeでたまの「さよなら人類」を見たのは、言うまでもない。

そして良かったぁ!


彼らは凄い個性派の集まりだった事に気づいた。

追記
たまのメインボーカルの方が、映画にはでていない所も良かったです。撮影拒否。
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